これは何でしょう?鉛製で重さは約3.5Kgあります。店では売っていません。鉛を溶かして自分で作ります。なので形は決まっていなくて色々あります。名前はよくわかりません。うちでは「オモリ」とか「鉛ブロック」と呼んでいます。
墨出しは二人組で行うものですがどうしても一人でLGS等の墨出しをしなければならない時に使用します。コンクリート用のカルコもありますが床に傷が付くので使用しません。写真のように使用して墨打ちをします。
水平ライン、縦ラインが光として放出されまっすぐな線として地面、天井、壁にうつしだされます!
当社ではレーザー光の色の種類として赤、緑、青が
あり用途によって使い分けて使用したりしています。
左の写真は緑です。
例えば日中に外部で使用する場合赤じゃ見えづらいのですが、緑や青なら見やすいなどそれぞれです。
当社で使用する機材は精密機器が多々ありその中の一つですね!!
当社ではこのタイプのレーザー墨出し器を
おおがねと呼んでいます♪
右図のようにおおがねの真下にある赤丸内にある赤点がありますね?
その赤丸と上に出てる赤丸内の緑の十字が同じ位置にあります。
なので下にある十字線と同じ位置に十字線が上部に写し出せれます。
下記は使用例になります。今回は赤レーザーを使用している画像になります。
レーザー墨出し器のミニバンです。
縦ラインと横ラインのレーザー光が出ます。
このレーザーは主にレベル(高さ)ラインを出すときに使用します。
他には外部(建物の外壁)み下から上まで真っすぐな
墨(線)を出すときに使用します。
当社ではチビレーザーと呼んでいます。
左はチビレーザーで使用する外部台という当社
オリジナルの道具です。
壁面にあてて使用する道具で、外壁上部等で三脚が使用できないところで外部台にチビレーザーを取り付け
使用することによって基準レベル、基準縦墨を壁面に出せる道具になります。
下記はチビレーザー使用例、外部台使用例になります。
写真にある三脚はおおがねにも使用可能です。
上部にありますのが、トータルステーションという計測測量機械になります。
建物の位置出し、座標測量、敷地の実測、既存建物の現状実測、親墨出し、高低差実測、等ができる優秀な機械です。
精密機械で水に弱いため雨の日などの作業は控えたいところです・・・
ですが、高性能なため何メーターもある鉄骨柱の倒れ、精度管理も人がそこまであがらずとも計測ができ
仕事の速さやはもちろん実測結果のデータ化図面化も容易でき、元請様に提出するのも簡単にできます。
当社では、光波(こうは)と呼んでいます。
下記使用例、トータルステーションとプリズムを使用している作業風景です。
プリズムは次に説明があります。
こちらが先ほど紹介しましたトータルステーションを使用するときに相方が持って使う道具、プリズムです。
一本の棒のような物(ピンポール)の下部が先細になっており先端がとがっています。
トータルステーションで計測したい場所に行き各交点、例えば境界石に真っすぐたてます。
そこでトータルステーションを見ている人が真ん中の丸い鏡のような物がついているところに標準を合わせ測距(計測)すると棒の先
端までの距離、座標がわかります。
220度プリズム・・・
先ほどのプリズムはトータルステーションがいる方向に真っすぐ向けなければなりませんが、
このプリズムは名前の通り広角にミラー(鏡)がついているので真っすぐ向ける必要がなく220度の方向にミラー(鏡)がついているので見える位置からならどこからでも測量できます。
なので基準となる点(位置)に三脚をつけセットしたままでトータルステーションをどこに移動しても見える位置にトータルステーション設置すれば何度も同じ場所にいきプリズムを立てる必要がないので時間短縮になります。
2.5インチプリズム
先ほどのプリズムの大きいものと思ってくれればいいですね。
これはピンホールではなく三脚に取り付け
基準となる位置に立てっぱなしで使うもので
これもトータルステーションのあるほうへ向けて据え付ける必要があります。
当社ではターゲットと呼んでいます。
この機械は建物の基準レベル(高さ)を遠くに
移したり、地面や床の高さを計測したり等、
高低差に対する実測に使用されます。
FL(フロアーライン又はフロアレベル)
床の仕上の高さ
GL(グラウンドレベル又はグラウンドライン)
地盤面の高さ
等の建築物を建てる際の基準となる高さを決めたときに不動物や立ち上がってきた建物内に基準高さの印をつける際に使用します。
下記は現場での作業風景です。
こちらが毎日一番使用している道具の一つでコンベックッスといい写真の物は5.5mの長さまで計測できるものになています。
他にも7.5m、10mと様々ですがこの5.5mが一番使用されていると思います。
建築ではセンチは使わずミリ単位で表現するので、10センチとは言わず100ミリというので
相方に100つけて~と言われると10センチのところにポイントを付けます。
最初ミリ表現になれていない新入社員は戸惑うようです。
こればっかりは慣れるしかないですね・・・
ちなみにスケールともいいます。
差し金ですね。
見ての通り直角になっていますよね?
それを利用して直線上にある交点の線上に差し金を平行にあててその線に対しての直角の線を引いたりします。
当社ではその作業を矩(カネ)をまくといっています。
スケールに続いてよく使う道具となります。
こちらを見たことある方は少ないと思います。
墨差しといいます。
昔の大工さんがよく使用していたもので、墨付け(ポイント、しるし)を書く物です。
使用方法としては斜めになっている先端に墨汁をつけ印をつけます。
逆の先端四角いほうはかなづち等で叩いて柔らかくして鉛筆、筆代わりに使います。
こちらが、墨出し屋さんには欠かせない
道具墨つぼといいます。
床、壁、天井etcに真っすぐな直線を付けられる道具です。
スポンジが入っているところに専用の墨汁を入れて使用します。
よく使用する色は、黒、赤、白になります。
他にも人によっては蛍光ピンクなども使用している人もいます。
左が上記にある墨つぼに入れる墨汁の一例になります。
左にあるのは入れ物に書いてあるように雨の日に使える墨汁です・・・といいたいところですが、違います・・・
多少濡れていても油を含んでいるので水を弾いて濡れている面にも打てる(にじまない)ものです。
雨の日と書いていないものは濡れている面に打つと墨が広がってしまい真っすぐな細い線が描けません。
なのでその日その場所その時の状況により適材適所で使い分けます!!
こちらは、チョークラインといって墨を打ってはいけないところで使用する墨つぼのチョークバージョンになります。
工場等のコンクリートの床、外壁がコンクリートむき出し壁のように仕上げが何も貼らずそのまま(素地)の部分で使用します。
チョークなので線が残らないのが特徴です。
墨をつけてしまいますとお客様引き渡し後も残ってしまうのでチョークを使用します。
左の写真がチョークのこなになります。
色もこのほかに青や黒なんかもあります。
これも用途に合わせたり気分に合わせたりといろいろですね!!
刷毛(はけ)といいます。
正式名称なのかどうかは不明ですが。。。
はけです!ハゲではありません!はけです!
仕上墨出しという作業がありますが主にその作業の際に使用している頻度が高いイメージがありますね。
墨を打つ部分が砂ぼこり等で汚れていると墨がのらない(つきづらい)為綺麗に掃いてから墨を打つ為に常備しています。
広い範囲を掃くときは皆さまもご存じほうきで掃き掃除をしますね。
ちなみにですが、下の写真が仕上墨出しという作業で私たちが出している墨(線)です。
図面を見ながら出していきます。
LGS(ライト(軽い)・ゲージ(規格の)・スティール(鉄骨)又はライト・ゲージ・スタッド)の墨出しです。
LGS=軽量(けいりょう)とも言っています。
余談ですが、写真が軽天工事といい、軽量の鉄骨で天井まで柱を立てる工事という意味らしいです。
要は壁の骨組みの墨出しで、LGSを立てるとその上にボード、右写真でいうと奥の黄色い壁ですが、
それを貼り、クロスなどを貼って皆様が普段見ている壁が出来上がります。
写真は壁ができ始める様子ですね。
私たちが墨を出し、LGS屋さんがLGSを立て・・・と建築の内装は出来上がっていきます。
ゴムボーイと書いてありますが、これは商品名でありメーカーによってちがいます。
収納式ののこぎりですね!
大体の人は手のこと呼称しています。
建物位置出しという作業の際地面に打ちつける木杭を切断する際などに使用します。
これは見たことがあると思います!
形、大きさ、デザインは様々ですが、かなづちです。
イメージは大工さんを連想すると思います。
日曜大工もはやりましたしね!
私達も一応墨出し大工さんって呼ばれることが多いので大工さんなのかも・・・違いますけどww
建物位置出し等で木杭で大体の位置を出し打った後、木杭の上にさらにピンポイントで位置を出し釘を打つのでその時に使用します。
私達の大半はげんのうと呼びますが。。。
どっちで呼んでもわかればよしですね!
水平器はどうでしょう?
見たことある人ない人半々位になるんでしょうかね?
DIYを趣味に持つ方はよく使うかもしれませんね!
読んで字のごとし水平を見る道具です。
机、壁についてる棚、絵画と様々な物の水平が図れます。
真ん中に水溶性の液体が入っており中に気泡がありますその気泡が真ん中に来れば水平となります。